選挙を終えて
2013年 07月 22日
参議院選挙が終わりました。
個人的に、今回の選挙はとても大きなものでした。
今まで、これほど選挙が大事だと思ったことはありませんでした。
ここまで真剣に向き合った選挙は初めてでした。
おそらく多くの投票に行かない若者たちが思っているのと同じように、
わたしも「選挙してもどうせ同じ。どうせ何も変わらない。」とずっと思っていました。
自分とは遠い世界のことのように思っていたし、
だから政治のことをよく知ろうとなんてしなかった。
今回の参院選の投票率は52.61%、過去3番目の低さだそうです。
若者は政治への無関心から投票に行かない、とよく言われます。
無関心な人は確かに多い。
でも、無関心の土台にあるのは、
政治に、そして今の日本に対して希望が持てないからではないでしょうか。
わたしは、ある意味それは正常な反応だと思います。
いまの政治・政治家を見ていてとても希望なんて持てません。
働いても働いても生活は苦しい。
あれだけ危険とわかった原発を未だに継続しようとしている。
日本の農業や保険制度をつぶしかねないTPPに参加しようとしている。
そして戦争を永久に放棄すると定めた憲法を変えようとしている、、、(何のために!?)
国民のことを、日本という国の未来を、本気で考えているとは到底思えません。
けれど!!!
傍観者でいるだけでは、絶対、一生、何も変わらない。
文句言ってるだけではだめ。
それもまた事実。
今回、二人の勇気ある候補者がそのことに気づかせてくれた。
彼らの熱いメッセージはしっかりと伝わった。
だから動こうって思えた!
今回、わたしと同じように気づいた人、たくさんたくさんいると思う。
これはものすごいエネルギー。
きっと消えないと思う。
今回、自民党の圧勝という結果は、
とても残念だし、がっかりするし、失望します。
いつかまた原発が壊れて日本に住むことすらできなくなるかもしれない。
TPPが始まったら日本の農業は崩壊して、
医療もお金がある人しか受けられなくなるかもしれない。
そして憲法改正されたら、いつか戦争することになるかもしれない、、、
これからの日本、どうなっていくんだろ?って本気で不安です。
けれど、同時に次への希望もものすごく感じたんです。
今まで無関心だった若者たちが本気になったら
絶対にこの国は変えられると思う。
楽観的、夢みすぎ、と思われるかもしれないけど、
そう信じています。
わたしも
好きな人と好きな場所で好きなことをして
心から幸せと思いながら毎日を過ごすために。
自分たちが、そして日本の未来を担う子供たちが
安心して暮らせる日本に変えていくために。
自分にできることをしていこうと思います。
by ki-mi-do-re | 2013-07-22 19:55 | おもうこと